終わりへの旅

終わりかけの時に、わずかな希望の光がかすかに燃える。

それに縋りたくなってしまう気持ちがある。揺れる心がここにある。

 

それほどの気持ちを込めてやってきたからだ。

 

でも現実を視る。

 

どんなに何を感じ、思っても、

揺らいではいけない。

 

これ以上続けることは「エゴ」で苦しみをみんなに伴うものからだ。

 

綺麗に終わらせに行く。

最後の花を、盛大に咲かせる。

 

最後には涙が流れるかもしれない。

けれど、その涙は、前へ向くものであってほしい。